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2018.03.12 断熱気密工事全般ついて

こんにちは ニイヤマハウスです。
今回は、断熱気密工事全般ついて
お届けします。

以前にも軽く触れましたが、
サンクチュアリーの断熱と気密は、
発泡ウレタンの吹付となります。
一言で発泡ウレタンと言っても、
グレードや特性が違うものが数種類あり、
当然ながら価格も異なります。
サンクチュアリーでは、
その部位や特性に応じて、
2種類のウレタンを使い分けています。

基礎と壁は(特に壁)は、構造上吹付可能な
厚みが小さいため、断熱性能の良い(高価)な
ウレタンを採用しています。
(その為、壁は外断熱を付加しています)
さらに、それらの部位は、
湿気の影響を受けやすい部分でもありますので
それに対する性能を備えたものということも
必要条件となります。
屋根については、
構造上吹付可能な厚みを十分に確保でき、
湿気の影響も少ない部位ですので、
それに応じたウレタンを採用しています。
(壁のものよりも割安です)

さて、添付した写真をご覧ください。
家全体をくるみこむように
連続して吹付されています。
窓やコンセント、
換気扇やエアコンや水道の配管等の貫通部等も
全て施工が完了した後に吹付されます。
ウレタン自体には、
風や地震による揺れや乾燥収縮等の動きに
対応するための木材等への接着性や
弾性力(伸び縮みする)が備えられており、
経年劣化対策も万全です。従って、
工事完成時には、物凄く優れた気密性能
(C値 0.1㎠/㎡前後※)が確保されます。
ちなみに断熱性能について評価するための
物差しとしての数字を表すと、
「UA値 0.36前後※」となります。
この2つの数字がどういう数字なのかを
試しに調べてみてください。
とても素敵な(笑)数字です。
国の省エネ基準や、
ゼロエネルギーハウス基準を
大幅に上回っています。とは言え、
なかなか難しくピンとこないかもしれませんね。
ただ、最低限、
購入又は注文しようとしている住宅の、
この2つの数字については確認が必要です。
もう一度言いますが、「最低限」です。
数千万の買い物ですので、
しっかりとした事前調査が必要です。
この2つの数字については、住宅の性能を
表す数字のごく基本的なものですので、
グーグル検索で、
十分な情報を得ることが可能です。
ちょっとだけ頑張ってみてください(笑)
もちろん個別のお問合せも大歓迎です!

※C値「隙間相当面積」、
 UA値「外皮平均熱貫流率」

次回は、当社で採用している、
換気システムについてご紹介します。