N.HOUSEの家
断熱・気密性能 + オリジナル全館空調システム
住む「人」と住む「家」の健康が大事
高い断熱性能+高い気密性能+効率的かつ精密に行われる換気と空気循環は、そこに住む人だけではなく、家の健康も守り続けてくれます。
妥協のない必要十分な性能と、熟慮を重ねて組み合わせた機能が快適な温熱環境をご提供いたします。
住む「人」と住む「家」の健康に関わる性能
断熱性能値 [UA値 0.4W/(m2・K)前後]
UA値とは
「UA値=外皮平均熱貫流率」とは「家全体」の断熱性能を表す数値です。
建物の内外の気温差が1°Cのとき逃げていく熱量を、壁や窓、屋根、床など外部に触れているところ全部の面積(外皮面積)で割ったものです。
つまり、数値が低ければ低いほど、断熱性能が高いと言えます。
[UA値(W/m2K) = 熱損失量(W/K) ÷ 外皮面積(m2)]
天井・壁・基礎の断熱材
2種類の吹付硬質ウレタンフォームが標準
部位 | 材種 | 厚み | メーカー | 商品名 |
---|---|---|---|---|
天井(屋根) | 建築物断熱用吹付硬質ウレタンフォームA種3 | 200mm | 日本パフテム(株) | MOCOフォーム |
壁 | 建築物断熱用吹付硬質ウレタンフォームA種1H | 75mm | 日本パフテム(株) | パフピュアーエース LG5010シリーズ |
基礎(立上り) | 建築物断熱用吹付硬質ウレタンフォームA種1H | 75mm | 日本パフテム(株) | パフピュアーエース LG5010シリーズ |
基礎(外周から1m) | 建築物断熱用吹付硬質ウレタンフォームA種1H | 25mm | 日本パフテム(株) | パフピュアーエース LG5010シリーズ |
なぜ吹付硬質ウレタンフォームなのか?
なぜ 2種類を使い分けているのか?
2種類の吹付硬質ウレタンフォームの物性値と他断熱材との比較表
MOCOフォーム | パフピュアーエース LG5010シリーズ |
高性能グラスウール 16K |
フェノールフォーム 保湿板 |
|
---|---|---|---|---|
種類 | A種3 | A種1H | - |
1種2号 |
熱伝導率 | 0.040W/m・k 以下 | 0.026W/m・k 以下 | 0.038W/m・k | 0.020W/m・k 以下 |
透湿率 | 19.1ng/(msPa)以下 | 9.0ng/(msPa)以下 | 170ng/(msPa)以下 | 1.5ng/(msPa)以下 |
発泡材 | 水(二酸化炭素) | HFO | - | - |
JIS | JISA9526 | JISA9526 | JISA9504 | JISA9511 |
施工性 | ◎ | ◎ | × | △ |
コスト | ○ | △ | ◎ | × |
④窓/ガラス
なぜトリプルガラスでないのか?
「費用対効果が悪い」
その理由を説明していきます。以下は家全体からの熱損失割合を表した図です。
※熱損失の要素として「換気」もあるのですが、今回はそれを除外しています。
※換気による熱損失は除外
一般的には「断熱を強化するならまず窓」がセオリーとなります。上の図の「一般的な住宅の場合」をご覧いただくと、その理由に納得できるかと思います。窓(開口部)は熱損失の半分以上をしめていますので、まずは窓の断熱を強化することが、最優先事項であり、最も効果が高いと言えるでしょう。
一方、「当社の住宅の場合」を見ていだだくと窓からの熱損失は17.6%と1/3以下となっていることがわかります。
このような分析を行い、弱点を把握した上で、全体のバランスを見ながら仕様を見直していく必要があります。
断熱仕様向上設計フロー
当社の住宅をトリプルガラス仕様とした場合
窓からの熱損失割合は、当然ながら小さくなります。その分、その他の部位の割合が少しずつ高くなっています。
最も熱損失割合の高かった壁が、更に高くなってしまっています。
この結果を、「断熱仕様向上設計フロー」に当てはめて検討を進めていった結果、採用を見送ることとしました。
大きな理由は2つ。
1.費用対効果が悪い
2.建物全体の熱損失割合のバランスを悪化させる
トリプルガラスが優れた費用対効果につながらないのであれば、次に仕様を向上させるべき部位は「壁」です。
壁は、外気に接する面積が圧倒的に大きいのでいた仕方ない結果であるとはいえ、バランスを整えていくことを考慮すると、強化すべきは「壁」となります。
以上が当社がトリプルガラス仕様でない理由となります。
外壁を適切に強化できたそののち、もしくはトリプルガラス窓のコストが下がってきて、「費用対効果がよい」という判断に至ることになれば、標準仕様として採用します。
2022年7月現在
社会、経済情勢の変化による資材高騰により当面は断熱仕様の向上に踏み切ることは難しい状況です。(設計士)
⑤相当隙間面積C値0.3以下
気密性能を表す「C値」
住宅の気密性能は、相当隙間面積C値で表すことができます。
この性能値は、机上の計算では算出できず、現地で気密測定をしなければ把握することができません。ですので、実績値としてお伝えします。
C値=0.3以下とは、その住宅の規定の床面積が100m2であるとすると、消しゴム3ケ分くらいの隙間しかないことになります。
[保証するC値=0.3(cm2/m2)以下] ※実績値は0.1~0.2
C値とは
「C値」とは住宅の気密性能を知る上で、手がかりとなる数値です。
「C値」は相当隙間面積と呼ばれ、同じ面積の中にどれだけ隙間があるかを表した数値です。
数字が低いほど、気密性能が高いことを表します。
[C値(cm2/m2) = 家全体の隙間面積(cm2) ÷ 規定の床面積(m2)]
気密性能の重要性
―
多くの隙間があると、空調されていない外気(夏は暑く冬は冷たい)が直接流入してきます=断熱している意味がほぼなくなってしまいます。また冬の冷たい空気は床面、夏の暑い空気天井付近に滞留し、大きな上下温度差のある空間が出来上がってしまいます。
―
隙間だらけの住宅は換気をしなければならない空間の換気が行われづらくなります。換気は空気をファンで強制的に外に排出しますが、ファンの近くに予定していない隙間があるとそこから空気を引張り込む形で換気がおこなわれてしまいます。
―
室内温度差の解消と理想的な換気の実現は、結露の防止へ直結します。結露を防ぐことは家と家族が健康を保つためには重要な事です。
机上の計算でハイレベルな断熱性能の家を設計しても
気密性能が確保されていなければ
様々な問題を引き起こしてしまいます。
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多くの隙間があると、空調されていない外気(夏は暑く冬は冷たい)が直接流入してきます=断熱している意味がほぼなくなってしまいます。また冬の冷たい空気は床面、夏の暑い空気天井付近に滞留し、大きな上下温度差のある空間が出来上がってしまいます。
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隙間だらけの住宅は換気をしなければならない空間の換気が行われづらくなります。換気は空気をファンで強制的に外に排出しますが、ファンの近くに予定していない隙間があるとそこから空気を引張り込む形で換気がおこなわれてしまいます。
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室内温度差の解消と理想的な換気の実現は、結露の防止へ直結します。結露を防ぐことは家と家族が健康を保つためには重要な事です。
設計しても気密性能が確保されていなければ
様々な問題を引き起こしてしまいます。
気密性能の安定的確保
オリジナル全館空調システム
夏(冷房期)
冷たい空気は低いところへ滞留します。この当たり前の自然現象は上下温度差を作り出し快適性を大きく損なう要因となります。
「上から冷やしてあげる」ことで温度差は最小限となり「風を直接身体にあてない」ことで快適な空調空間がご提供可能となります。
①第一種熱交換型換気扇
②寒冷地対応ヒートポンプエアコン(主に暖房時)
③一般ヒートポンプエアコン(主に冷房時)
冬(暖房期)
暖かい空気は高いところへ滞留します。この当たり前の自然現象は上下温度差を作り出し快適性を大きく損なう要因となります。
「下から暖めてあげる」ことで温度差は最小限となり「風を直接身体にあてない」ことで快適な空調空間がご提供可能となります。
①第一種熱交換型換気扇
②寒冷地対応ヒートポンプエアコン(主に暖房時)
③一般ヒートポンプエアコン(主に冷房時)
夏(冷房期)
冷たい空気は低いところへ滞留します。この当たり前の自然現象は上下温度差を作り出し快適性を大きく損なう要因となります。
「上から冷やしてあげる」ことで温度差は最小限となり「風を直接身体にあてない」ことで快適な空調空間がご提供可能となります。
①第一種熱交換型換気扇
②寒冷地対応ヒートポンプエアコン(主に暖房時)
③一般ヒートポンプエアコン(主に冷房時)
冬(暖房期)
暖かい空気は高いところへ滞留します。この当たり前の自然現象は上下温度差を作り出し快適性を大きく損なう要因となります。
「下から暖めてあげる」ことで温度差は最小限となり「風を直接身体にあてない」ことで快適な空調空間がご提供可能となります。
①第一種熱交換型換気扇
②寒冷地対応ヒートポンプエアコン(主に暖房時)
③一般ヒートポンプエアコン(主に冷房時)
①第一種熱交換型換気扇
マーベックス(株)「澄家DC-S」
最高レベルの熱交換率を誇る優秀機器
空調エネルギーロスを限りなくゼロに近づけるしくみ
・温度だけでなく湿度も交換
・冬は過乾燥を防止し室内の空気を適度にしっとり保つ
・夏はエアコンの除湿負担を低減させるので省エネになる
②寒冷地対応ヒートポンプエアコン
ヒートポンプエアコンは省エネ性に優れた機器
「1」のエネルギーを「5倍」にできるのがヒートポンプ!?
ヒートポンプは、「1」の電気エネルギーで「5」の冷暖房エネルギーを作り出すことができます。(通年エネルギー係数5.0の場合)
ヒーター方式の場合「1」の電気で「1」暖房エネルギーしか作り出すことができませんから、もの凄く省エネな設備ということになります。(エネルギーロスを考慮すると、「1」で「0.37」という恐ろしい数字となります。)
この5は7、8、9へと進化する可能性も十分にあり将来性も高い機器と言えるでしょう。
通年エネルギー消費効率とは?
JISC9612に基づき、ある一定の条件の元にエアコンを運転した時の消費電力1キロワット当たりの冷房・暖房の能力を表したものです。
なぜヒートポンプなのか?
ヒートポンプエアコンは紛れもなく省エネ機器と言えます。ですが、「快適空間実現」という観点からいくと、床暖房のような輻射式暖房機器のほうが優れていると言えます。エアコンは風による気流暖房ですので、快適性という側面では、問題があると言えるでしょう。
それらを踏まえたうえで、ヒートポンプエアコンを採用する理由は3つあります。
③一般ヒートポンプエアコン
その都度、通年エネルギー消費効率と時価を調査の上、最も条件のよいメーカー・商品をご提案させていただいております。